昨日のクラスの先生が他に仕事があるからと言って
私に古紙を手渡し11人の子どもたちを置いて出て行っちゃった・・・
「これを子どもに細く折らせて」と言わ2時間半
6、7歳のまだ手先の不器用な子どもが
身辺処理もままならない子どもが
2時間半も古紙を折れるわけないでしょ・・・ねぇ
余りの無茶ぶりに「あ、、、はい」としか言えなった私
その後の教室は殴り合いといっても過言ではないほど
子どもたちは大暴れでした
このクラスの子どもたちは先生がその場からいなくなったとたん
喧嘩が始まります
理由のわからない殴り合いが始まるのです
これはおそらくストレスの現れだと思われます
だって何にもしてない子に突然こぶしが飛ぶんですよ
明らかに誤学習です
幼いころからどれだけ暴力的な現場に立ち会ってきたのか
またどれだけ心身に傷を負ってきたのか
それを思うとかわいそうで
帰り道
今日学校に手伝いに来ていた我が家の長男と色々話をし
その中で
「ここの障がいを持つ子どもたちは、家よりもむしろ学校での方が愛情をかけられていて、 学校に子どもを預けることで親はせいせいしている・・・」
なんてことを言っていました
日本にいた時は
障がいがあることは必ずしもかわいそうなことではないと思っていました
家族からたっぷり愛情をもらって
学校でも先生たちは一生懸命子どもたちのことを考えて
いっぱい褒められて
いっぱい楽しい思いをして
いっぱい愛を感じて生きている子が多かったから
でもここではちょっと違うのかなぁって
ある難聴の少年はほとんど親から手をかけられていないそうです
ある知的障害の子もそう
そんな境遇の子どもたちが少なくないって聞きました
悔しいけどそれがここの現実なんですね
私に何ができるんだろう
って 弱気な自分と
子どもたちのためにあきらめないぞ
って 前を向こうとする自分と
今の正直な気持ちです
今日はいろんなことを考えました
先生のこと
子どものこと
親のこと
日本のこと
この国のこと
自分のこと
無邪気に見える子どもの胸の奥底にある悲しみ
私にできることはなんだろう・・・
せっせせっせと教材を作りながら。。。
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