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2011年10月29日土曜日

音楽講習会

先日 、隣町で活動する養護・音楽専門の先輩ボランティアに
我配属先に来てもらって、先生方を対象に音楽講習会を開きました

講師あきこちゃんが勤める配属先の活動紹介から始まり
第二田名部小学校の卒業生から譲り受けたピアニカを使った演奏まで
約1時間の講義をしてくれました



先生12人中、ピアニカを演奏した経験がある人は1人か2人
吹かずに「これ音が出ないわ。壊れてるのよ」って
音を出すところからのスタートでした

そんな先生方も、次第にあきこちゃんの指示が聞こえなくなるほど演奏に夢中に
先生自身が音楽の楽しさを味わえる講義でした

講習会が終わってから
「次はあきこ、いつ来るの?」
「他の楽譜も知りたいわ」
などなど、先生方から前向きな声が聞こえてきました

私の後任には音楽を専門とするボランティアを募集しています

学ぶたいという思いを抱かせてくれたあきこちゃんに
感謝!

2011年10月28日金曜日

朝の会

1カ月ぶりに入った学級で見せてもらった朝の会
子供たちの成長と先生の自信を持った指導に涙が出るほど感激しました

1年目は私から各先生へ、個人的に提案した朝の会
私がクラスに入っていないときには省略されることも少なくなく
思うようには定着しませんでした

しかし今年度は、学校全体の取り組みとして(特に低学年は内容を充実させて)
学校コーディネーターが提案してくれ
また、授業研究は朝の会を含めて参観するとしたこともあってか
各学級毎日欠かさず取り組んでいます

「先生すごいね!みんな変わったね!」素直に感動を伝えると
担任の先生も胸を張り、子供たちの成長をとても喜んでいます


今日は、来週の授業研究の担当者である2学年の先生から
「こうしたらどうかな!」「あれもためしてみよう!」って
自分から授業のアイデアを嬉しそうに話してくれたことが嬉しかったなぁ
これまではそうじゃなかったから・・・


教室の窓から聞こえてくる先生と子供たちの声に変化があったり
本当に少しずつだけど、変わってきたなって感じるところも確かにあって


うん、私も頑張ろって思えてます☆

2011年10月25日火曜日

幸せの図

お母さんの帰りを待っているうちに寝ちゃった

トニーと一緒に・・・


末娘アナパウラ(8歳)
6匹の赤ちゃんの中で一番好きなんだって、この子のこと
この子だけにはもう名前も付けたよ
「Tony」


お休み☆

2011年10月24日月曜日

アマゾンの仮面ライダー


一見貧弱そうだけど
かなり気に入ったなり

なんだかなぁ・・・

昨夜、折り紙教室から帰ってくるなりジェニーに二階に呼ばれて
17歳の二男の匂いを嗅げと

どこ嗅げばいいの・・?とうろたえる私に
二男はふぅっと自分の息を吹きかけた

あ、、、アルコール検査ね、、、(心の声)

どぉよ、え?どうぉよ?
って詰め寄るジェニー

あ、、、確かに酒臭いわ、、、(心の声)

アルコールのにおいするでしょっ!!!!!?
って強く詰め寄るジェニーに、おびえながら「うん」とうなずいてしまった私

何だか二男に申し訳ない気持ちで部屋に戻ると
二階からがんがん二人の言い合いが

「かおりが言ったでしょ!!!!臭うって!!!!」
「だから、かおりが言ったじゃない!!!!!」
「かおりが!!!!!」
「かおりが!!!!!」

って私、完全にいいように使われてら

しばらくしてから、何事もなかったように晩ご飯を食べてる雰囲気だったからホッとしたのに
今朝また。。。。。

「かおりが言ったじゃない!!!!!」
「かおりが確かに言ったの聞いたでしょ!!!!!」
「かおりが!!!!!」
「かおりが!!!!!」


って・・・・

17歳の二男、叩かれて泣いてるし・・・・

もぉいいじゃん

ほんと、もぉやめてよ

エクアドル果物シリーズ☆第6弾・・・?

久々の果物シリーズです

今回は
UVILLA(うびぃじゃ)
見た目はまぎれもなく「食用ホオズキ」ですね

日本でも一度どこかの道の駅(東北)で見つけて
物珍しさに買ったことがありますが
10粒くらい入って300円から400円くらいいしたかと・・・確か高かったです
「おいしいね~」とその味に惹かれて買う代物ではないね。。。って思った気がします

そんな食用ホオズキも、ここエクアドルでは庶民の味です
20粒ほど入って25センターボ(20円ちょっと)
うんやっぱり、「あぁUVILLAが食べた~い」って味ではないけど
以前、ジェニーが生クリームとUVILLAで作ったソースはとってもおいしかったなぁ

2011年10月22日土曜日

Antisana 5758m

首都キトから南東に3時間ほど車を走らせると
エクアドルでは(たぶん)3番目に高い山
今回は麓から眺めるだけだったけど
いつか行ってやるぅっ

ほれぼれ

あいた!開いた!

生後約2週間
ようやくわんこ達の目が開きました

きっとまだまだおぼろげな
霞がかった世界なんだろうなぁ

お母さんのそばで流れる穏やかな時間
平和な世界に生きている赤ちゃんたちを見ていると
こちらまで平和な気持ちになってきます
平和の図

2011年10月20日木曜日

夢の1週間

ご無沙汰しました、河井@えくあど~るです
この1週間夢を見ていたような気がします
はい、とても楽しい夢でした
それは、人生の先輩方と旅をご一緒する夢でした

目が覚めると心なしか日に焼けていました
これは夢か!?現実か!?

事情によりここでは詳しく書けませんが
私、元気にやってます☆
先輩の皆さんから元気をたくさんもらって
また明日から頑張ります!

うん!残り5カ月頑張れそうです☆

2011年10月13日木曜日

念願の・・・

第1回研究授業
ついに今日実施しました!

とはいっても授業者はあくまでも現地の先生です
先日の記事でも少し触れましたが
今回は授業に関しての知識も経験もわずかな先生だったので
授業計画の段階から全面的に協力する形で進めてきました

今日までの段取りや周りの反応には
色々と考えさせられるところがあったけど
多くの先生方にいい刺激を与えられたことは間違いないと確信しています
そして、この先に本当の活動の楽しさや難しさが待っているような気がします

何はともあれ初めのいっぽを踏み出せたことに
達成感と安堵感を感じている今です

この一週間だけでも子どもたちの成長をたくさん感じられたこと
これまで間違えや失敗を恐れてきた弱虫な自分が
何だか少したくましくなったように感じられたこと

いい時間を過ごさせてもらっています

一人だったらきっと何にもできなかった
たくさんの支えと励ましがあったから
みんなここまで来れたんだね

2011年10月12日水曜日

ゆうげ

永谷園「1杯でしじみ70個分のちから」
光味噌「こだわっています日本の味、生タイプの具・なめこ汁」
マルコメ「きのこを食べるみそ汁」
永谷園「だしがうまい ゆうげ」

以上4種の即席みそ汁を日本団の皆さまからいただきました

日曜即日、念願のなめこ汁を食べ
なめこのぬめりと風味に感動しました

そして今日の夕方「ゆうげ」をいただきました
まさしくだしがうまい!本当にうまい!!
袋の裏にはこんなことが書かれています

 ゆうげは味と香りにこだわっています
 鰹節の上品な香り、昆布の深いうまみ
 煮干しのコクのある味わい
 やっぱりうまいね「ゆうげ」

魚だしが恋しくなる海外生活
即席みそ汁がこんなにもおいしいものだったとは

みなさん、永谷園は日本の自慢です

2011年10月11日火曜日

初めての歯医者 en ECUADOR

数日前から痛みはじめていた歯を治しに
意を決して地元の歯医者に行ってきました

地元の人から評判を聞いて行った歯医者
一見近代的できれいでした

が・・・

歯を削る例の「きぃ~ん」って鳴る器具の先っちょは
取り替えるのではなく、脱脂綿で拭いて使いました
唾を吸う器具はないので、30秒に一回唾を捨てました
コップがないのでうがいはできず
ぺっぺっぺーって異物感を除きました
タオルやよだれ掛けなどももちろんないので
椅子の横に置かれていたトイレットペーパーで
自らのつばが飛び散った服と顔中を拭きました
麻酔を打って削って、最後のカルテ書きの際に
「現在病気があったり、薬に対するアレルギーはありませんか?」って聞かれました
あったとしたら、もう遅いと思いました
清算は「全ての治療が終わった時にまとめて」と言われました

なんとなく面白かったエク歯科初体験でした

嬉しい出来事

明後日に控えた第1回研究授業にかかわって
2週間ほど前から1年生の授業作りをサポートしています

担任の先生は、昨年から先生になったばかり
しかも、教員養成過程ではなく心理療法が専攻だったので
学級経営や授業作りに関しては知識が乏しい彼女

互いの授業を見あう機会がなく
一人担任のエクアドルの養護学校では
指導の質を向上させる先生同士の学び合いの場が
全くと言っていいほどないのが現状です

そこで今回は「研究授業」の機会をつかって
障がいがある子どもたちの主体的な学びをどう導いていくか
そのために単元や授業をどう組み立てていくか
私の提案をベースに担任の先生と二人で探ってみました

先週からスタートした本単元「ミゲル君の牧場訪問」(←日本語にすると堅っ。。。)
月曜から金曜まで、5種類の家畜を世話するミゲル君が登場するお話(手作り紙芝居)を聞いて
ミゲル君の牧場を訪問するためのバスや家畜をみんなで作って
車掌さんになったりお客さんになったりしながら牧場を訪問する
最後には本物のバスに乗って、近くの広場(牧場だったらもっといい)にお出かけする
そんな流れの単元です

どうしてバスを作るの?
バスでどこに行くの?
ミゲル君はどんな動物を飼ってるの?
ミゲル君は牛さんのお乳をどうやって搾るの?
ニワトリさんはどうやってご飯を食べるの? etc…

回を重ねる毎に、子どもたちは先生の問いかけに応えられるようになってきました
 
 全ての質問に「黄色」と答えていたコルネリアちゃんも
 今日はしっかり「にわとり~」「こーこっこっこっこ」って答えています
  
 質問と応答のやり取りが成り立たなかったオスカル君も
 「牛さんはどう鳴くの?」と聞かれて「ぶぅ~ぶぅ~」と答えました

 頑固で逃げるのが上手なダリオ君も
 進んで車掌さんに立候補しました
 
 小児マヒで車いすに乗るアナベルちゃんも
 先生に支えられながら、段ボールバスに乗車して羊さんのところまで足を動かしました
 
 他5人の子どもたちも皆、それぞれの成長が見られる今日でした

放課後、担任の若い先生が「子どもたちの成長がすごくうれしい一日だった」と
今日の感想を私に話してくれました

たとえ3歩進んで2歩下がったしても
その1歩の前進が障がい児教育の喜びです

そんな教師の喜びややりがいを先生達自身が感じられる瞬間を
ひとつでも多くつくるお手伝いができれば

あと5カ月、頑張ります!  

2011年10月10日月曜日

優しさが染みる

昨晩日本からの御一行様10名が
遥々エクアドルにいらっしゃいました

むつの在籍校にお願いして集めてもらった中古のピアニカ10台と

ご厚意で
20玉以上のサンつがる(リンゴ)と
こだわりタイプの味噌汁いっぱいと
むつのホタテとイカの燻製と
カワハギロールと
鮭トバと
南部煎餅と
静岡のお茶と
栃木日光のシソ巻きとうがらしと
秋田のいぶり大根と
羊羹と
藍染のポーチと
着物の生地でできた巾着と・・・
たくさんの優しさをトランクケースにいっぱい詰め込んで
届けてくださいました

言葉では表しきれないほど
全てが本当に嬉しかった

昭子先生をはじめ
見ず知らずの私のために、こんなにもたくさんの温もりを届けてくださった皆様
本当に本当にありがとうございました☆

残念だったこと

バス停で私の前で待っていた3人兄弟のつむじが
一人だけひとつだったこと

2011年10月7日金曜日

救出成功

今日学校から帰ると
ミニと6匹の赤ちゃんが無事救出されていました
101匹のワンちゃんまでは程遠いですが・・・
心温まる光景です
ミニにとっては初めての出産
先日まではいつも情けなーい顔してたミニだけど
穴から出てきたミニはすっかりお母さんの顔になっていました
出産を予期して大穴を掘ったことと言い
5日間も飲まず食わずで単独出産したことと言い
母親の強さにすっかり感心させられた今回です

2011年10月6日木曜日

いろいろあったけど

我が家、最近色々ありまして・・・

先日、家に泥棒が入ったかと思えば
5日前から、身ごもった我が家のダルメシアン(名前はミニ)が行方不明
(Jennyはダルメシアンベビーを高く売りたいがための誘拐だと)
昨日は大学に止めていたパパさんの車のパーツが根こそぎ
(昨年度に続き2度目)

今年の大晦日の人形焼き(厄払い)は
何体も準備しなきゃねぇって話をした昨晩

一夜明けて今日
昼ご飯を食べに家に帰るとそこにミニがいました
何だかほっそりしています
わけを聞くと、この5日間裏庭に穴を掘って
飲まず食わずの単独出産を成し遂げたとのこと!
穴をのぞくと「みぃゅみぃゅ」って赤ちゃんの声が聞こえてきます
しかぁし、かなり深くて姿は見えず
今日はヒョウが降ったので救出作戦を立てるも
無念、穴が深くて作戦失敗。。。


何はともあれ
ミニのホッとな出来事に
いささか救われた気がした今日であります

2011年10月5日水曜日

きろとあ

私が住むコトパクシ県に
「Quilotoa」というカルデラ湖があります

今回は二度目の訪問、バスに乗って2時間半
標高3900メートルにある湖です

湖まであと14キロのZumbauaでバスを降ろされる($0.50返金)

こんな光景にももう驚きません

バスの上で気持ち良さそうに寝ています
羊もバス代かかるのかなぁ

Zumbauaからはカミオネタの荷台に乗って
風が気持ちぃ

今回は紀代子さんと一緒

静かな湖畔

帰りは親切な家族にお願いして
Zumbauaまでヒッチハイク

あきらめない

概して
得の少ないことにはあきらめの早いエクアドル人だと思っていたが
意外なところで粘りを見せてくれる彼らなのである

先っちょまで

あきらめません


2011年10月3日月曜日

かわいい出来事Ⅱ

配属先に在籍する女の子8歳と下校時のこと。

お母さんの隣で、私に手を振りながら
「Chao!mi hija!」 ※訳「じゃぁね、私の愛娘!」

さすがに、8歳の子に「私の娘」と呼ばれるとは思わなかったわ


※エクアドル(南米?)では、親愛の意をこめて
 「mi vida(直訳:私の人生)」
 「mi amor(直訳:私の愛)」
 「mi corazon(直訳:私の心臓)」
 「mi hijo/a(直訳:私の愛息子/娘)」
 「mi papito(直訳:私のお父ちゃん)」
 と、普通に初対面の人も呼んじゃうんです

かわいい出来事

低学年に入った時
担任の先生がキリンの絵を見せながら
その特徴を子どもたちにたずねた場面で。

先生:「キリンってどんな動物かな?」
子ども達:「大きな(長い)首ぃ!」
先生:「そうだねぇ。じゃぁ、みんなの首は?」
子ども達:「小さぁい(短い)!」
先生:「そうだねぇ。キリンの首はみんなよりもずぅっと長いねぇ」
ある子ども:「うん!かおりみたいに大きなくびぃ!」


私の首・・・・大きい?
決して長くはない私の首・・・・
うん、きっと「太い」ってことだね(苦笑)