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2010年9月7日火曜日

新年度

エクアドルのほとんどの地域では
今日から新年度が始まりました
私の学校は一日遅れの明日で
今日は出勤前にJennyの学校にお邪魔し
その様子を見学させてもらいました

一般的に入学式と言うものはないようで
体育館のような空間に
4歳から13歳までの子どもたちが約1200人と
その保護者が一堂に集まり
喧騒とした雰囲気の中 式は始まりました
(もちろん時間に遅れてくる人多数)

流れはこんな感じ
     ↓
役の就く人だと思いますが歓迎の言葉
国歌
授業時間や約束事についての説明
校歌

その後それぞれの教室に移動

各教室ではそれぞれの学級担任が保護者に向けてあいさつをした後
続いて子どもたちへの話しと変わりました
私はJennyのクラス(最年少4歳児学級)の様子を30分ほど保護者に混じって参観しました
この数週間Jennyと一緒に時間をかけて作った物が
今日子どもたちの熱い視線を浴びている・・・
なんともいえない喜びを感じました


最近の日本の学校では(少なくとも私の学校では)
ひと学年に複数学級がある場合
それぞれの担任の独自性を出すこと
 =学級間に差が生じる
 =保護者からクレームがくる   という図になるようで
教室の掲示物や配布物
宿題の中身や量など足並みをそろえなきゃいけないことが多くありました
なんだかつまらない話しです
生徒には「個性を大切に」なんて言ってるのに

でもここではそんな窮屈な決まりごとはなく
Jennyのクラスは手作りの教材にあふれ
飛びぬけて魅力的に感じました

そんなJennyの頑張りが面白くないのか
周囲の先生からは陰口をたたかれることも時折あるそうですが
Jennyは「子どもたちのため」を一番に考えているって言ってました
尊敬します

たとえばひと昔前に話題になった
ある学校の運動会で順位をつけない話とか
どうなんでしょうね
互いに刺激があって物事向上することも多いと思うんですが

集団や秩序を大切にする・・・
私もそんな日本人の一人になりますが
そんな考え方も善し悪しですね

さて明日はいよいよ本校の始業式です
明日に備えて今日は黒いハイヒール(必要だって言われたもんで・・・)も購入したし
あとは早く寝ます!
最年少グループとわが子が心配で離れられない親 右上は先生方

ずらーっと保護者が座っています


体育館から教室へと移動
Jennyのクラス
人形が登場し、学校についてのお話が始まりました

2 件のコメント:

みや さんのコメント...

ステイ先のママさんのみんなへの想いが伝わります♪
誰かのためにって思ってやると、大変なこともなんだかがんばれちゃいますよね!!
大事なことですね!!
うん。それが大事!!

momo さんのコメント...

先生も看護師さんも、直接的に「誰かのために」って頑張れる仕事だね。その分責任もありやりがいもある。う~ん自分の仕事のよさを再発見じゃぁ☆ありがとん