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2010年9月4日土曜日

草よりもゴミでしょう

今日はMinga
張り切って学校に行きました
日本では先生たちが事前に段取りを決めて
お膳立てするのが当たり前
でも、ここは違います
「先生から一言」みたいな場面は一つもなく
来た人から思い当たる場所で黙々と作業に取り組んでいました

感心したのは女性たちの働きぶり
Macheteという山道を切り開く時に使うような大きな山刀を使って
生い茂った植物を切り倒し
背丈よりも長いそれを大量に背負って次々に運んでいきます

私も人一倍!と息勇んで行ったのですが
小一時間で立ちくらみ
全然話になりませんでした
それでも日本人はヤワと思われたくなかったので
大和のプライドにかけてふらふらしながら最後まで頑張りました

後半はずっと気になっていた大量のごみ
(お菓子の袋、紙類、プラスチックの容器、ビニール袋などなど)を一人でひたすら拾いました
で、昨日用務員のおばさんが「ゴミ箱」だって言って外に準備した大きなドラム缶に
拾い集めた大量のゴミを入れてたら
「あっち(草捨て場)に捨てろ」って言うんです
また外に捨てるんなら拾った意味ないじゃんって思いませんか?
風でとんでまたゴミだらけの校庭になっちゃうでしょ・・・ってね

こっちの人たちのゴミに対する感覚は日本人とはまるで違います
都会の方は割ときれいなんですが
ちょと田舎に行くと道端にゴミが目立ち 谷はゴミだらけ
聞くところによると
昔のように山にゴミを捨てる習慣がそのまま
でも今は昔のゴミとは違って自然に帰らないものばかり
適切な教育を受けないまま
いつしか谷はゴミに埋まり
不衛生な環境になってしまっているんですね
自然のきれいな景観もゴミで台無しです

道を歩いていると果物の皮が頭の上を飛び
車に乗っていると前のバスからペットボトルが飛んでくる
子どもに飴をあげると包はそこにポイっ
それを見ている親は何にも言いません

今日も最後までゴミを拾う人を見ることなく
私がゴミを拾わなかったら
大量のゴミだらけのままの校庭だったと思います
だって帰る時 今きれいにしたばっかりの校庭に
さっき飲んだコーラのコップがいくつも転がっていましたもん・・・

意識改革
難しい課題です

ほとんどがお母さんです
校舎脇の草刈りです
最後はツナサンドとコーラで疲れをいやしました
※コーラのコップは返却するかゴミ箱に捨てましょう

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