¡Änimo Jaón! がんばれ！日本

４月１０日日曜日
「ＪＩＣＡ」や「大使館」といった団体名は前面に出さず
日本を愛する人々によるイベントとして
首都キトでチャリティーイベントが催されました

このイベントのことは私たち隊員にも知らされておらず
私も配属先の同僚から教えてもらって初めて知ったのでした

会場へ行くとＪＩＣＡのスタッフをはじめ
大使館の方々
エクアドルで暮らす日本人の方々
日本を愛するエクアドルの人々で賑わっていました

それぞれのブースでは
日本食を販売したり
フリーマーケットを開いたり
習字を実演したり
日本へ輸出するバナナを栽培している田辺農園のバナナなども売られていました

１０ドルで販売されていたＴシャツ
私も買いました

皆さん胸に「がんばれ日本！」と書かれたおそろいの青いポロシャツを着て
笑顔でエクアドルの人々に呼びかけており
そんな姿を見るだけでも胸が熱くなりました

イベントではコンサートも開かれ
日本食レストランを経営する日本人の奥様がバイオリンを弾き
キトの大学生の女の子がきれいな声で「上を向いて歩こう」を歌いました

「上を向いて歩こう　涙がこぼれないように

思い出す春の日　一人ぼっちの夜」

先日「４月７日の空」を見上げた時の思いと重なって
自然と涙が出てきました

大使館から市民へ感謝の言葉

会場では見ず知らずの夫人にも声をかけられ
「これまで日本はエクドルにたくさん貢献してきてくれた
だから今度は私たちが助ける出番だわ」と
人と人との温かいつながりや思いやりの連鎖に感動した一日でした

しばらくお休みします

先日、協力隊事務局より全隊員へ
ブログの公開をしばらく見合わせるようにと通達がありました
理由は御察しの通りです

個人的に思うところは色々とあるのですが
今は組織の中で活動しているということ
現在日本にいない自分の考えに浅はかな部分があるかもしれないということ
またそれで誰かを傷つけてしまう可能性があるということ
それらを鑑みて、最低１カ月間更新を控えます

その分こちらでの活動を頑張りたいと思います
それが日本にいる皆さんへのエールとなることと信じて

エクアドル果物シリーズ☆第４弾

先に謝っておきます
張り切っちゃって、ごめんなさい

さてシリーズ４話目の主役はこいつだー
「Granadilla（ぐらなでぃーじゃ）」

※マラカスではありません
たばこの箱の代わりにメモリースティックを横に置いて
これくらいの大きさです

俗に言うパッションフルーツです
和名は「クダモノトケイソウ（果物時計草）」
南米が原産地

語学学校に通っていた着任当時
この絵手紙を描いてステー先のお母さんにプレゼントした思い出があります

早速いただきましょう

皮は簡単に割れます（むけます）

中身はこんな感じ
カエルの卵にそっくりです
もう少し観察してみましょう

もう少し・・・

食べ方はこう
少し息を吐いた後、思いきり
ずるっといきます
ゼラチン質の卵たちがドドッと口に飛び込んできます


酸味はほとんどなく優しい甘みが口に広がります
水分が多いため１個食べると満足感があります
中のカエル・・・ではなく種は比較的軟らかく
クランチのような食感で噛んで食べることができます


１個２５セント。安っ！
サポテは季節限定（今時期）ですが
こちらグラナディージャは季節を問わず店頭に並んでいます


chonちゃんが来た時にはごちそうします！