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2010年11月2日火曜日

オリエンテ

エクアドルは中央を縦断するアンデス山脈をはさんで
太平洋沿岸地帯を「コスタ」
東側のアマゾン源流域へ続く森林地帯を「オリエンテ」
そして、私が住んでいる山脈地帯を「シエラ」と呼んでいます

エクアドルに来て最初の一カ月を過ごしたクエンカもシエラ
JICA事務所がある首都のキトもシエラ
そして私の住む町ラタクンガも
ということは この4カ月ほぼ同じ経度上を移動しただけで
コスタもオリエンテも未だ未知の世界でした

そんなわけで
このお休みはオリエンテ方面へ旅してきました

この3地域(厳密には+ガラパゴス諸島で4地域)は気候も人種も食べ物も異なり
小さな国ながらその表情の豊かさに驚かされます

オリエンテの標高は約500メートルから1000メートルで熱帯雨林気候
熱帯雨林地方という地形のせいもあって他の地域に比べてインフラ整備が遅れているとか
ジャングルの奥地へ行くと 裸族が昔ながらの生活を営んでいるというのも納得できる雰囲気でした

今回私が旅先に選んだのはBanos(ばーにょす)とPuyo(ぷーよ)

Banosは「温泉」という意味
活火山から湧き出た温泉をつかった浴場(温水プールみたいね)が点在していて
観光地にもなっています
ラタクンガからはバスを乗り継ぎ3時間ほどで着きました
バス停近くのツアー会社で滝めぐりツアーに申し込み
約4時間の滝ツアーに参加しました
こんなバスで30人ほど
途中からバス天井の座席に移動して
ツアー中で一番楽しかった瞬間

タラビータという乗り物で谷間を縦断
1ドルの安全性は疑わしいけど、楽しかったぁ
タラビータを下からみるとこんな感じ
かなり高いでしょ
滝つぼで泳ぐ人たちも
私は水着がなかったので見学のみ
道中、日本を思い出させるコスモスや
実家を思い出させるアジサイも
今回のツアー料金は5ドルで
4時間という時間をみれば格安感を感じますが
タラビータに乗るにも滝つぼコースに入るにもいちいち別料金が必要で
うまいこと商売してるなーって思いました
それでも日本に比べたら何事も安くて 十分楽しんだ4時間でした
町のいたるところでmelcocha(めるこちゃ)という飴を実演販売しています
素朴な味が私好みです

町のシンボル 石造りの教会です
手作りのアクセサリーや一品モノの鞄など可愛い小物がいっぱい
ランニングシャツが心地い気候も気入りました
ばーにょす万歳!
また行こっと


明日はPUYO編をお楽しみに





2 件のコメント:

chon さんのコメント...

いい旅でリフレッシュ出来ましたか?
コスモスとアジサイが同じ時季に咲くんですね!小さな国ながら表情が豊かなところは日本と同じですね。 puyo編も楽しみです。   

momo さんのコメント...

エクアドルの面積=日本-北海道+九州
エクアドルの人口=東京の人口
エクアドルの気候=東西で異なる
日本の気候=南北で異なる
そっ!日本とエクアドルは似ているところが色々あってね、今回の旅もそう感じる旅でした