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2010年10月30日土曜日

Dia de Difuntos(死者の日)

エクアドル人の多くはカトリック
キリスト教にも日本でいうお盆のような「死者を偲ぶ日」があります
11月2日を「Dia de difuntos(死者の日)」と呼び
祖先や家族が眠るお墓を訪れて
掃除をし、花や食べ物、飲み物をお供えして故人を偲ぶそうです
ね、お盆みたいでしょ

この日が近づくとColada morada(こらーだ もらーだ)という温かい飲み物

子供の形をしたGuagua(ぐあぐあ)というパンが店先で売られるようになります


colada morada はその名の通りmolada(紫色)
材料はmoraという木イチゴが主で
他にパイナップルやミカン、ババコ(日本にはない)
といった数種類の果物も加えて
シナモンやハーブと一緒に煮て
最後に黒トウモロコシの粉でとろみと色をつける


というのが一般的な作り方なのかなぁ
甘酸っぱくてスパイシーで
温かいのも冷たいのもどちらもとってもおしいです


Guagua(ぐあぐあ)は先住民のキチュア語で「子供」を意味します
なんで墓の前で食べるパンが子供の形なのかは分かりませんが・・・


わが校でも青年クラスでパンを作り
本日教会の片隅で販売しました
オーブンに入れる前のGuaguaです

教会の前で販売
ほとんどは客というより保護者と生徒と先生です

青年クラスの生徒達


パンと飲み物 セットで1ドル
2時間ちょっとで40ドルの売り上げだったようです


青年クラスの生徒達にとっては絶好の体験学習の機会
工夫次第ではもっと充実した学習になるのではと感じ
来年は授業の組み立てに少しお手伝いできればと思っています

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