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2011年1月8日土曜日

エクアドルのお煎餅

ふとお煎餅が食べたくなる時ってありますよね
放課後の職員室で誰かがお煎餅を食べているとすぐ分かる
あの香ばしい匂いとおいしそうな音
臭覚と聴覚が感知したお煎餅波は猛烈な勢いで食欲をそそります

ひと仕事終えた夕暮れ時
お茶をすすりながらお煎餅を食べる
何ともホッとする瞬間です

エクアドルの生活でお煎餅が食べたくなったこと
そう、一度や二度ではありません
日本からの救援物資の中にも何度か入れてもらいましたが
数に限りもありますし・・・
実はその欲望を満たしてくれる食べ物がここにもあったのです
その名も「こころん」
なんて可愛らしいホッとさせてくれる名前でしょう


この国の主食はお米 よかったぁ
ですが日本と違ってエクアドルの多くの家庭では
炊飯器ではなくお鍋でご飯を炊いています。
Jennyの実家では炊飯器を使っていますが
我が家も配属先の学校も普通のお鍋です
ちなみに後藤さんと末松君は圧力鍋です

そして日本と違うのはご飯を炊く時に塩と油を入れること
そろそろ「こころん」の正体が何だか分かってきましたね
そう!いわゆる「おこげ」です
塩分も油分も適度にある「おこげ」
まるでお煎餅のようなんです
もう少し近寄ってのぞいてみましょうね
こうやって見ると特においしそうに見えないけど
うまいんだこれが


今日のココロンはパラパラでしたが
お煎餅状に剥がれる時もあります
鍋の底にココロンが見え始めると「ココロン♪ココロン♪」って
軽くはしゃいじゃいます

意外なところに意外なおいしさを発見して以来
私はココロンの虜です♪

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