ついに私も犯罪被害者になりました
場所は首都キト
超満員のトロリーバス
午後2時半から3時の間
ウエストポーチを前に抱えその上を上着で覆う
開けられないようにチャックの部分を右手で抑え
左手で窓のサンをつかみ体を支える
乗車中何度もウエストポーチに異常がないか目視する
降りたい駅で出口までたどり着けず次の駅でなんとか下車する
降りた直後、ウエストポーチの下部を刃物で切られ
中のものをすべて盗まれたことに気がつく
以上が被害にあった時の状況です
かなり警戒して乗っていたにもかかわらず
気がつくことができませんでした
皆に言わせるとプロの複数犯とのこと
事件後その時の様子を思い返すと
確かに心当たる人物はいます
私と同じ駅で乗った女性と次の駅で乗ってきた男性
二人で私を前後から押す感じでした
体に傷を負わずに済んだことが何よりで
今回の経験から被害を最小限に抑えるための教訓を得ました
調整員の方には
「悲しいことだけど、この国では相手を疑うことが自分の身を助けることになる」と
どちらかというと能天気で人を疑うことはあまりしない私にとっては
心切ないアドバイスでした
生きるために物を盗む人もいれば
生活に困っていなくても遊ぶ金欲しさに窃盗を繰り返す人たちもいます
日本が被災して人々が助け合おうとしている一方で
自己の欲を満たすために誰かを傷つける人たちがいる
それがこの世の現実なんだと
人間が徳を身につけていく環境とは
他者に共感し思いやる心を身につけていく環境とは
いち教育関係者としていろいろと考えさせられた出来事となりました
刃物で裂かれたウエストポーチ |
耳にたこができるほど聞かされていることですが
経験者は語ります
「くれぐれもお気を付けください」
2 件のコメント:
けがしなくてよかったね.防刃バッグがあるといいんだけど.
残念ながらあのウエストポーチ、「防刃」バック出なくて「防水」バックでした
ジャングル散策には耐えきったけど、街散策には脆かった・・・
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