まず一つ目は
2週間ほど一緒に活動していたクラスでいくつかの成果を感じ取れたこと
特に知的に障がいのある子たちにとっては
言葉だけのやり取りではなく
「目に見える形での提示」がひとつのキーポイントとなります
言葉は聞いた瞬間から消えてしまうし
子どもたちはどうしても受動的になってしまう(「言われたら動く」ってね)
それに引き換え「目に見える形」は再確認が可能なうえ
行動の手がかりとしてわかりやすく
子どもの自主性を引き出しやすい
そんな説明をすらすらとスペイン語でできたら・・・と切に願う私ですが
先日 朝の会導入の提案とともに
自作カレンダーを使ったカレンダーワークを提案しました
今日の天気、日付をひひとつずつ確認しています 今のところ理解している子は半分以下 でも大丈夫!継続は力なり 子どもたちには学習する確かな力がありますもん |
一昨日よりも昨日
昨日よりも今日と子どもたちの反応は良く
先生の質問に対する声に自信がでてきました
もうひとつ
学校の様子を見るとほとんどのクラスで掃除の習慣がなかったので
帰る前に毎日掃除をする習慣をつけようと提案しました
ここでまたしても私の得意な(?)「紙芝居型掃除の手順書」を自作し
子どもたちにそれを提示しながら何度か掃除に取り組んでいました
私はいつも担任の先生がいないときにやっていたので
子どもたちは常に半分以上は遊んでいたずらばかりでしたが・・・
実は昨日 胃炎で学校を休んだ私に
先生が昨日の掃除の様子を嬉しそうに教えてくれました
子どもたちは手順書通りに掃除できていたそうです
先生は「すごくうれしいわ!もっともっとTu(きみ)から学びたい」と言ってくれました
「私の方こそ嬉しいです!ありがとう」ですよね
そしてもう一つ
今日はコーディネーターの先生に呼ばれて
これからの私の活動について話し合いました
これまで校長先生にいくつかの提案をしてきましたが
相棒(カウンターパート)はそのコーディネーターの先生だったことを今日知りました・・・
だって事前にもらってた資料には カウンターパートは別の先生の名前が書かれてたんだもん
自分が思い描いていた活動計画について意見をもらえたこと
これからの活動に少し見通しが持てたこと
本校やエクアドルの障がい者を取り巻く環境について少し知れたこと
そしてその先生の存在が心強く感じられたこと
あらためて言葉に出して伝え合うことの大切さを感じ
もんもん悶太郎がすこし晴れやかな気分になった一日でした
明日はなんと学校にJICA紹介の取材が来ます!
ってことは私にスポットが!
さらにその後我が家にも!
今のところ詳しくわかりませんが
続報をお楽しみに~
そして明日からまた「上キト」っす
土曜、日曜と日本文化紹介のイベントがキトで行われるのに際して
お手伝いに行って来ます
といことでしばしのお別れでぇす
CHAO☆
1 件のコメント:
momoさんからの活動の成果の報告は、
いつもたいへん嬉しく感動的です。
言葉の壁で今後も悶々とする事が有ると
思いますが、今までのように
常に子供達の側に立って考えるという、
momoさんスタイルで行動すると 子供達が
ちゃんと答えを出してくれます。
「上キト」気を付けていってらっしゃ~い!
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