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2010年10月30日土曜日

Dia de Difuntos(死者の日)

エクアドル人の多くはカトリック
キリスト教にも日本でいうお盆のような「死者を偲ぶ日」があります
11月2日を「Dia de difuntos(死者の日)」と呼び
祖先や家族が眠るお墓を訪れて
掃除をし、花や食べ物、飲み物をお供えして故人を偲ぶそうです
ね、お盆みたいでしょ

この日が近づくとColada morada(こらーだ もらーだ)という温かい飲み物

子供の形をしたGuagua(ぐあぐあ)というパンが店先で売られるようになります


colada morada はその名の通りmolada(紫色)
材料はmoraという木イチゴが主で
他にパイナップルやミカン、ババコ(日本にはない)
といった数種類の果物も加えて
シナモンやハーブと一緒に煮て
最後に黒トウモロコシの粉でとろみと色をつける


というのが一般的な作り方なのかなぁ
甘酸っぱくてスパイシーで
温かいのも冷たいのもどちらもとってもおしいです


Guagua(ぐあぐあ)は先住民のキチュア語で「子供」を意味します
なんで墓の前で食べるパンが子供の形なのかは分かりませんが・・・


わが校でも青年クラスでパンを作り
本日教会の片隅で販売しました
オーブンに入れる前のGuaguaです

教会の前で販売
ほとんどは客というより保護者と生徒と先生です

青年クラスの生徒達


パンと飲み物 セットで1ドル
2時間ちょっとで40ドルの売り上げだったようです


青年クラスの生徒達にとっては絶好の体験学習の機会
工夫次第ではもっと充実した学習になるのではと感じ
来年は授業の組み立てに少しお手伝いできればと思っています

2010年10月29日金曜日

協力隊派遣取極締結20周年記念式典

来たる10月27日水曜日
エクアドル協力隊員と配属先やホストファミリー
その他諸々の関係者300名がキトのホテルに集まり
エクアドルJICA20周年記念式典が行われました

前日の夕方からキト入りし
連絡所で初めて会う隊員の方々とあいさつを交わしながら
フワフワした夜を過ごしました

翌日は朝からインフルエンザの予防接種やら
連絡所の掃除やら 
出発の9時までにも色々とあり 慌ただしい朝でした

会場はエクアドルでは5つ星のホテルで
日本と変わらぬ高級感を漂わせていました

式典前には警察犬を引き連れた警官が会場内を隈なくチェックし
マイクのテストにも余念はなく
打ち合わせの声もかき消されるほどでした

開始時間の11時に近づく頃には
さすがのエクアドルでも会場の座席は招待客で埋まり
予定時刻から10分ほど後に開会しました(かなり優秀です)

両国の国歌斉唱に続いて
所長のあいさつ
緒方理事長のあいさつ(もちろん代読)
エクアドル副大統領
労働関係大臣
国際協力庁長官 とそうそうたるメンバーがあいさつをしていきます
ちなみに全てスペイン語なので・・・眠たかったです

ボランティア活動紹介ビデオでは
先輩隊員がこの国で一歩一歩残してきた足跡につい感動の涙が
誇りと勇気をもらいました

そして現ボランティア代表の小学校隊員:志賀君のあいさつは
先住民のキチュア語を交え
実に堂々とした立派なものでした

ギターとトランペットの生演奏と共に会場の仕切りが開かれ 食事会場へと早変わり
シャンパンで乾杯した後には
誰もが(主に隊員が)寿司をめがけて一目散でした

そんな私たちを見守るスタッフのみなさんは
式の運営に徹し食事どころではなく
以前勤めていた学校で大きな研究大会の事務局を務めた時の大変さを思い出しました
私たち隊員の活動が
こうしたスタッフの方々に日々支えられていることに改めて感謝する一日でもありました

この感動と感謝の気持ちを胸に 再び任地に戻り
また明日からの活動に誠意を持って取り組んでいきたいと思っています
エクアドル国旗の前:副大統領
JICAの旗の前:在エクアドル日本大使
となり:JICAエクアドル所長
手前は隊員のみなさん
奥は招待客のみなさん
寿司です寿司!
無難にカリフォルニアロールが中心でしたが
コメが少しひっからびてましたが
やっぱ寿司はおいしっしょ!














2010年10月26日火曜日

また一歩

今日は配属先でちょっといいことがありました
それは若い心理療法士の先生と前向きな話ができたこと

金曜日に子供の対応について相談を受けていて
その場で上手に説明できなかったので
改めて今日話をすることになっていました

ひとつは強化因子(例えば称賛とかご褒美)の与え方について
もうひとつは乱暴な行動ばかりとってしまう子の対応について

休み中に単語を調べながら
絵を交えてノートにまとめていったものを見せながら話をしました

もちろんスムーズには伝わらないので
言葉を何度も確認しながら50~60%は伝わったかなぁ

若い先生は真剣に私の話を聞いてくれ
私のノートを大方写していました

さらにその先生は 
家庭との二人三脚が難しいことが大きな課題だといい
来月から月一回 保護者の学習会を本校で開くことを計画していました

経済的に貧しい家庭
兄弟が多く 親の目が子供に行き届かない家庭
無知や偏見から体罰やネグレクトを受けている子供・・・
学校の状況も去ることながら
家庭における問題はそれ以上に深刻で難しい
わが子の輝く姿や秘めている可能性を親に知ってもらうためにも
学芸会や運動会、時には授業参観もあれば・・・と思っていたところに
「保護者学習会に協力してほしい」との提案は
私に勇気とやる気を与えてくれるものでした
その先生は「一人ずつの力は小さいけど 
二人で力を合わせたらできることが増える」って


世の中捨てたもんじゃないぜっ
って思いました


これからも私らしく
できることからコツコツがんばろっと☆

2010年10月25日月曜日

みんな仲間

この土日は平凡で平和な週末だったので
金曜の夜の出来事を

一週間が終わりホっとした金曜の晩
近所で野外コンサートがあるというので家族と一緒に見に行きました
会場には他の親戚も来ていて みんなでお酒を飲みながら歌を聞きました
ここでの祭りと言ったら 酒瓶を片手に
もう一方の手にはコップを持って 
仲間(見ず知らずの人も仲間になり得ます)でまわし飲みをするのです
親戚からは何度もコップが回ってきて
私の前にいた見知らぬ人からも盃を与り
気付いた頃にはくらくらくら・・・
標高の高さもあってか 以前よりも早く酔うようになったかも
このままでは。。と危機感を感じて途中から断りました

帰り道はJennyと腕を組んで
「真っすぐ歩けないわ~」「何を言おうとしていたか忘れたわ~」
なんて笑いながら帰ってきました
私は一週間の疲れも合間って起きてるのはもう限界
帰宅後そそくさと床に就きましたが
他の人たちは夜の3時まで飲んでいたみたい
翌日の土曜はエクアドル初の二日酔で
みんなゆっくり起きた朝でした


これから12月にかけてラタクンガは祭り一色になるようで
どんなお祭りが繰り広げられるのか今から楽しみです☆

2010年10月23日土曜日

有名人?

二週間ほど前に来る予定だったエクアドルの報道陣(とはいっても8人ほど)が
予定を延期してようやっと今日 配属先と我が家に取材に来ました
それでも予定時間を一時間遅れて
もうみんな帰る時間だよーって時間に来ました
そのせいで下校時間を20分ほど送らせて
・・・皆さんごめんなさい

なもんだから子どもたちのやる気はもちろんないよね
「おしっこたちゃった僕ちんを抱っこしながらあやす私」が取材されました
しかも汗だくで
カメラを向けられてテンパったせいもあってか
笑っちゃうほど何聞かれているのかわからなかったしね
どんな編集をしてくれるのか楽しみです

その後我が家にも来て
みんな緊張しながら取材を受けていました
私はと言うと しゃべれないからしゃぁないな って感じで
「日本の家族の写真を見ながら郷愁の思いにふける私」がカメラに収められました
うけるでしょ

今週は家の壁を塗り替えて
花壇に花を植えて
それを犬に掘り起こされて
ガラス拭きをして
床にクリームを塗って
昨晩遅くに今日のためのケーキを作って
と、Jennyや子どもたちと一緒に今日の準備に大わらわでした

取材陣が帰った後
みんなで残ったケーキとアイスを食べまくりながら
取材の話に盛り上がりました

案の定 その後Jennyはバッタンきゅう

たくさん準備してくれて感謝感謝です

一週間が終わったこと
同時に気が重かった取材が終わったことで
すごくホッとした金曜の午後です


2010年10月20日水曜日

展示会

配属先の校長先生のお兄さんが折り紙の展示会をしたいというので
先週からそのお手伝いをしていました

初めは「教えてほしい」との依頼でしたが
実際に作りためていたものを見せてもらうと
私が教えるようなことはなく「教えて~」って感じでした

というのも、そのお兄さんが努めていた小学校には
6年ほど前にJICAボランティアが4,5人派遣されていて
その方々から折り紙を教わり
その魅力に魅せられたそうです
なので 本や折り紙も私以上にたくさん持っていました

開会セレモニー
今回の展示会は会場に行って初めて知りましたが
若い画家さんとのコラボ展示でした
そのせいもあってか報道関係者もいたり
途中からピンチョス(焼き鳥風)やワイン、お菓子などが振る舞われ
思っていた以上に大々的な催しでした

後藤さんが即席で鶴を折っている様子を
真剣にみているラタクンガ市民
今日は後藤さんと末松君も来てくれ
会場にいた市民から講習会を要請する声もでて
やりそうな流れに・・・なっています

これも何かのご縁
折り紙をきっかけに市民の輪が広がりそうです

2010年10月19日火曜日

何だかわからない・・・

意識改革と言うのは難しいですよね
殊に長い時間をかけて培ってきた大人の意識を変えるのは難しい

先週の金曜日
退職する用務員のおばさんのお別れ会をしました
それが日本では考えられないタイミングとやり方で戸惑いました
授業時間に子どもをほったらかし
職員全員が食堂に集まり鍵を閉めシャンパンで乾杯
窓の外から数人の子供が覗く中 
外注したちょっとしたごちそうを食べて
その後は終業のチャイムまで職員バスケット大会

ね。。。日本じゃ考えられないでしょ
ましてや障がいのある子どもたちの学校ですよ
長男いわく公立の小学校でもよくあることらしいです
なんでも勤務時間に事を終えようとする
何を優先すべきなのか。。。日本人の私とは感覚がまったく違うのです

今日も昼休みが40分延長
先生達が何をしてたかというと
新しいユニフォーム(職員の制服)の生地選び・・・
会議も子どもたちがいる時間帯に子どもをほったらかしてやるし
子どもをほったらかすことに何の罪悪感も感じていないようです

聞くところによると病院も同じで
招集がかかると患者をほったらかしていろんなこと(いろんな「会」)をするようです

とほほ

日本人の価値観が何よりも正しいとは思いませんが
先生方を見ているとプライドが高い割にプロ意識に欠けるところが

先生方が私に「いい方法を学びたい」と言う言葉には
「子どもたちのために」という気持ちがどれだけあるのかわからなくなってしまいます


と愚痴ることは簡単ですが
そんな状況を変えることは果たしてできるのか・・
また 果たして変える必要があるのか・・

何だかわからなくなってしまいます

2010年10月18日月曜日

くすばんばで「すき焼き」

土曜日は同僚のお母さんの誕生会に招待され
朝のミサから始まり  まる一日よそのお宅で過ごしました
30~40人の親戚たちが集まり75歳のおばあちゃんの誕生日をお祝いしました

そして今日は同地隊員の二人が教わるスペイン語の先生のお兄さんが住む町Cusubamba(くすばんば)に行って
日本料理を作りみんなで食べました
今日のメニューはすき焼きと天ぷら
どちらも好評でみんな喜んで食べていましたねぇ
箸の使い方も教えながら ちょっとした日本文化紹介の場となりました

上からすき焼き
天つゆとおにぎり
天ぷら


子ども二人を含め、12人で食卓を囲みました

左から末松君・私・後藤さんです


なんにもない、しずか~な町Cusubamba(くすばんば)でした
最近何かしら予定が入っていて忙しく過ごしています
ギャグを考える余裕がなくてごめんなさい
明日からまた新しい一週間
この忙しさはもうしばらく続きそ。。。

2010年10月16日土曜日

食べられちゃった

実は昨日食べられちゃったんです
キャッシュカード

Cajero Automatico(ATM)でお金を引き出そうとすると
暗証番号が違うって表示が出てなかなか引き出せずにいて
そのうち食べられちゃったんです

大事なカードが出てこなくなって焦りました
一緒にいた後藤さんが施錠作業を始めた銀行のガードマンに訪ねてくれて
今日はそのままにして明日銀行に取りにおいでって言われたって
食べられちゃったまま一晩ほったらかすのね・・・
そんなわけで昨晩は
どうか途中で吐かないでいてくださいって祈りながら天そばを食べました

今朝朝一で銀行に行ってお姉さんに事情を話すと
また午後においでって言われて
祈りながら一日を過ごしました
おかげで一日お腹の調子が悪かったです
(それか天ぷらの食べ過ぎか・・・)

と周囲を騒がせたTrjeta(「カード」)事件も
結局今日の午後 無事カードが手元に返ってきて終結しましたー
よかったよかった

腹八分って言いますが
無理に食べるのも食べさせるのも良くないってことですね

2010年10月15日金曜日

かわいんです

今週はPrimera Basica(一年生)のクラスに入りました
風邪ひきさんが多くて在籍9人中
毎日5,6人しか登校していませんでした
今週も担任の先生に色々と提案はしたものの
全ては金曜のMinga(共同作業)で家族が来て教室を掃除してからと・・・
あれお願い これお願い と駒のように動く残念な私でした
                  
 でも子どもたちの笑顔に救われるんだなぁ
顔中鼻水でかぴかぴしてても
なんだかうんち臭くても
やっぱり子どもはめんこいんだなぁ
この純粋なまなこに惹かれるんだなぁ




感動の・・・

今夜は同じラタクンガの先輩隊員のお宅で 念願のそばを食べました
しかも芋焼酎と!

そばは日本を離れてから一番に食べたかったものかもしれません
寒かった日は「あったかい天ぷらそばが食べたいなぁ」って思ったし
暑かった日は「冷たいざるそばが食べたいなぁ」って思ってました

そんなわけで今夜のそばは まさしく感動のおいしさでした



よく「失って気がつくものがある」と言いますが
そばの価値もその一つでした

後藤さん 末松君
今夜もごちそうさまでした☆

2010年10月14日木曜日

奇跡

チリで起きた落盤事故
夕方お邪魔していた知人宅で救出作業の様子をテレビで見ながら
またぼろぼろと感動泣きしてしまいました
ったく 誰に似たのか涙もろくなっちゃって・・・

彼らの人生はこの事故をきっかけに大きく変わるんでしょうね
この事故が国全体に与えた副産物もそうとう大きいみたいですし
人生と歴史は実に奇跡の連続だぁ
なにはともあれ全員無事家族のもとに帰れて
それだけでよっかったよかった

2010年10月13日水曜日

牛祭り

日本で「牛祭り」と聞いたら真っ先に
おいしい牛肉が食べられる祭りを想像しますよね
ここでの牛祭りはもちろん「闘牛」です
日曜日は夕方4時過ぎにキトから帰ってきて
すぐさま隣町のPujili(ぷひり)へ闘牛祭りを観に行きました
PujiliにはJennyの実家があり
会場に着くと家族総出で闘牛観戦でした
普段は何もない空き地に2~3階建てのやぐらを組んで
その中で闘牛をします
               こんな感じ↓
 今回の闘牛祭りは前回観たのと違って市民参加型
ようするにだれでも参加していいよ~ってやつです
私も参加できるの?って質問はしたものの
さすがにやぐらから降りる勇気はありませんでした・・・
酔っぱらいながら参加してる人も多く
下の白シャツの青年はよたよたしながら
間一髪・・・いや間一シャツのところで背中に擦り傷を負っただけで済んだ幸運の持ち主です
毎年一人は死者が出るそうで
今年は3人?
昨日長男の目の前で角が男性のお腹を貫通して亡くなったそうです・・・
なんでそこまでして興奮を求めるんでしょうね、、、人間は

2010年10月11日月曜日

地球の裏側の日本

この週末は金曜の午後からキトに上がり
土日に行われた中南米剣道国際大会に併せて出展したJICAブースで
日本文化紹介のお手伝いをしてきました

日本を含めて計15か国の剣士がエクドルに集結
記念すべき第1回の中南米剣道国際大会
 一言で言うと
日本好きの南米人がこんなにいたんだぁって感動しました

剣道会場の外ではJICA日本文化紹介のブースも
習字コーナーでは名前や好きな言葉を書いてあげました
JICAブースでは習字コーナー
折り紙コーナー、着付けコーナーを設け
息つく暇もないくらい の盛況ぶりでした

折り紙コーナー

着付けコーナーでは浴衣を着せて記念撮影
きっと最後に浴衣を着たのは小学生で
自分でも着たことがないというのに
なぜか着付けコーナーの担当となった私
はじめは脱がせ係でしたが
段々と客が増えるに従って私も着付けせずにはいられない状況となり
生まれて初めて人様に浴衣を着せることとなったのでした
調整員の桜井さんの奥様が一から私に着付け方を教えてくれ
二日間で何人に浴衣を着せたでしょうか
腕が段々と上達していくのが自分でもわかるくらいでした

ジップロック好きの私は
なんでも隙間なく整えるのが好きで
着付けもしわなく整えるという共通点からか
性に合ってると思いました
ただ帯を巻くときに何度も人の周りを回るもんだから
途中から酔ってきて今でも少しくるくるしています

剣士も
囲碁をしている人も
よさこいソーランを踊る若者たちも
ドラゴンボールを熱唱している青年も
全てが日本人ではなく南米人
何だか不思議な感覚を覚えながらも
あらためて日本文化って素敵だなぁって思った二日間でした


他にも色々と書きたいことがあるのですが
今かなり疲れています
と言うことで
お休みなさい☆

2010年10月8日金曜日

いっぽ前進

今日は充実感のある一日となりました

まず一つ目は
2週間ほど一緒に活動していたクラスでいくつかの成果を感じ取れたこと

特に知的に障がいのある子たちにとっては
言葉だけのやり取りではなく
「目に見える形での提示」がひとつのキーポイントとなります
言葉は聞いた瞬間から消えてしまうし
子どもたちはどうしても受動的になってしまう(「言われたら動く」ってね)
それに引き換え「目に見える形」は再確認が可能なうえ
行動の手がかりとしてわかりやすく
子どもの自主性を引き出しやすい

そんな説明をすらすらとスペイン語でできたら・・・と切に願う私ですが

先日 朝の会導入の提案とともに
自作カレンダーを使ったカレンダーワークを提案しました

今日の天気、日付をひひとつずつ確認しています
今のところ理解している子は半分以下
でも大丈夫!継続は力なり
子どもたちには学習する確かな力がありますもん

一昨日よりも昨日
昨日よりも今日と子どもたちの反応は良く
先生の質問に対する声に自信がでてきました


もうひとつ
学校の様子を見るとほとんどのクラスで掃除の習慣がなかったので
帰る前に毎日掃除をする習慣をつけようと提案しました
ここでまたしても私の得意な(?)「紙芝居型掃除の手順書」を自作し
子どもたちにそれを提示しながら何度か掃除に取り組んでいました
私はいつも担任の先生がいないときにやっていたので
子どもたちは常に半分以上は遊んでいたずらばかりでしたが・・・
実は昨日 胃炎で学校を休んだ私に
先生が昨日の掃除の様子を嬉しそうに教えてくれました
子どもたちは手順書通りに掃除できていたそうです
先生は「すごくうれしいわ!もっともっとTu(きみ)から学びたい」と言ってくれました
「私の方こそ嬉しいです!ありがとう」ですよね


そしてもう一つ
今日はコーディネーターの先生に呼ばれて
これからの私の活動について話し合いました
これまで校長先生にいくつかの提案をしてきましたが
相棒(カウンターパート)はそのコーディネーターの先生だったことを今日知りました・・・
だって事前にもらってた資料には カウンターパートは別の先生の名前が書かれてたんだもん

自分が思い描いていた活動計画について意見をもらえたこと
これからの活動に少し見通しが持てたこと
本校やエクアドルの障がい者を取り巻く環境について少し知れたこと
そしてその先生の存在が心強く感じられたこと

あらためて言葉に出して伝え合うことの大切さを感じ
もんもん悶太郎がすこし晴れやかな気分になった一日でした


明日はなんと学校にJICA紹介の取材が来ます!
ってことは私にスポットが!
さらにその後我が家にも!
今のところ詳しくわかりませんが
続報をお楽しみに~

そして明日からまた「上キト」っす
土曜、日曜と日本文化紹介のイベントがキトで行われるのに際して
お手伝いに行って来ます
といことでしばしのお別れでぇす
CHAO☆

2010年10月7日木曜日

謙吾君☆お誕生日おめでとう

私のブログの読者の半数は家族を含めた親戚なので
こんな説明はいまさらですが
謙吾君は唯一の兄弟である私のお兄ちゃんです
現在は北海道帯広市の治療院で働いています←宣伝「道東治療接骨院」
10月7日
日本時間で今日は謙吾君の誕生日です

同じ保育園に通っていた幼少時代
中耳炎だった私に薬を飲ませに来てくれた優しいお兄ちゃん
そして そんな優しいお兄ちゃんの鳴き声が遠くから聞こえると
すっ飛んで助けに行ったたくましい私

そんな対照的にも見える私たちは
お兄ちゃんが私のことを友達に話すとき
「自分と正反対の妹」と説明し
そして私もこれまでは「自分と正反対の兄」と
人に話すことが多くありました

でも最近
意外と共通点が多いかもと思うようになりました

まずは「顔」
きょうだいは歳をとると顔が似てくると言いますが
本当にそのようで
最近 写真やガラスに映る自分の顔を見て
ふと「お兄ちゃんだ・・・」と思うことがあります
ついでにChonちゃんの兄弟姉妹
8人の叔父さん叔母さんも
最近みんな同じに見えてきました(謝)

そして「手」
これは結構昔から思ってました

さらに「毛並み」
腕の毛並みが似てるんです

と外見的なことを言いたかったんじゃなく
内面的な共通点でした

 ・猫系ではなく断然犬系
 ・ぶつかりそうになったら自ら身を引く
  いわゆる「平和主義」?
 ・来るもの拒まず 去るもの追わず
 ・基本的に弱虫で泣き虫
 ・でも、意外と根性もある 
 ・気がつけば「なんでもいいよ」とよく言っている
 ・花川の家が好き             お兄ちゃん こんな感じでど?


大学から家を離れてかれこれ13年
歳をとる毎に家族のありがた味が身にしみます
唯一の兄妹「謙吾君」
これからも仲良くやっていこうぜ☆
こんな~時代も~あ~ったねと~♪

2010年10月6日水曜日

chimichurri(ちみちゅり)

寝そべってごめんなさい
これは南米にあるソースの一種で
先日親戚宅で食べたこのソースの味が忘れられず調べてみました
そもそもはアルゼンチン発祥のソースだそうですが
今では南米各地で広く食べられているとのこと
私が「大好き」と言ったのを聞いて翌日Jennyがスーパーで買ってきてくれました
親戚宅では豚の炭焼きにかけて食べましたが
今日のお昼は牛肉にあえて焼きました
想像するにローストチキンにもGoodでしょう

レシピは
ニンニク、パセリ、(玉ねぎも)のみじん切りを油と酢で漬け込んだ感じです
香り付けに唐辛子、オレガノ、こしょうなども

簡単なうえに激うま
間違いなくマイレシピに追加です

2010年10月4日月曜日

THE☆SUSI

つい英語になってしまいましたが。。今日は
これまたリクエストが多かった巻き寿司を作りました
海苔と醤油は先日キトで購入
具は「生魚は遠慮する」というJennyの意見を尊重し
 Atun(ツナ缶)マヨネーズあえ
 卵焼き
 キュウリ
 人参
 アボガド

以上
器用な長男Jose

ぱらぱらご飯での寿司は至難の業です
首都で買ったKIKKOUMAN醤油とヤマモトヤマの海苔
日本から持参した粉わさびで


家にあった地元産のパラパラご飯を使ったもんだから
大変でした・・・
食べるときは「一口で」と伝え
みんな口いっぱいに寿司を詰め込んで食べていました

下二人の子どもは海苔がダメ。。。ってひとつ食べて終わりました
他の家族はそれなりに美味しいといって結構たくさん食べていました
ま、いちばん喜んで食べたのは
やっぱり私ですかね

日本からのお土産に持参した箸を使って
末娘アナパウラは「好きだけどお腹いっぱい」って
一丁前に私に気を使ってくれました

次回はキトで日本米とカレールーを買ってこよっと☆

2010年10月3日日曜日

ぶらり

今日は隣のTUNGURAHUA県までぶらり一人旅
エクアドルのちょうど中心に位置するAmbato(あんばと)で
お目当てのエクアドルマップを購入した後
さらにバスを乗り継いでQuisapincha(きさぴんちゃ)という町へ
そこは皮製品の商店が立ち並びちょっとした観光名所でもあるのかな?
靴やかばん、コートにジャケットと
豊富な種類の皮製品が手ごろな値段で売られていて
あじちゃんを連れて行きたくなりました

Quisapinchaで見た瓦屋根の張り替え作業
バケツリレーならぬ瓦リレーです

キトに続き二度目の一人旅
途中何度か道を尋ねながら
片言の言葉でもどうにかなるもんだなぁと
あまり調子に乗りすぎない程度に
ちょこちょこエクアドル探検できればと思ってます

2010年10月2日土曜日

似非どら

今日は
公務員法案改正に反対した警察関係者による抗議行動(ストライキ)が始まって
バスターミナルやキト空港と一部国道が閉鎖され
政府による非常事態宣言が発令されました
JICA関係者も国内移動が禁止となり
首都のキト隊員は自宅待機の指示が出されています
ここではそれほど珍しいことではないみたいですが
いつもに比べてその動きは強いようです

今回の公務員法案改正は
公務員の特別給与(月給の数ヶ月以上分に相当する)を廃止しようとするものだそうです
そりゃストライキしたくなる気持ち わかりますね
家族から聞いた話しによると
この間警察も機能しないので
国中で泥棒たちが大暴れするそうです
学校帰りにはほとんどの店がシャッターを閉めはじめていました
もちろん銀行も
でも早速強盗が入った銀行があるみたいです
日本では考えられない状況です

明日からほとんどの会社や機関がお休み
もちろん学校も
と言うことで3連休(もっと延びるかもしれませんが・・・)
今週は隣の県に遊びに行こうと思ってたのに
この様子じゃ当分どこにも行けないですね

とここまでが昨日の話
昨晩は首都キトで銃声が鳴り響き
多くの負傷者と死者も出たみたいです
今日は警察が通常体制に戻って
ひとまず町に安全が戻ったようです
よかったよかった




そんな昨日は末娘アナパウラの8歳の誕生日でした
・・・しょっちゅう誰かの誕生日ですね
朝からうっきうきのアナパウラ
昨晩仕込んだあんこで
かねてからリクエストがあった「夢のどら焼き」を作ってあげました
さすがドラえもん
エクアドルでも子どもたちに夢を与えているんですね

あんこは小豆がないので金時豆を使って
(味はあんこじゃないね。完全に煮豆だね。。)
生地はスーパーで売られていたパンケーキの素を使って
生地もあんこも本当のどら焼きとは味が違うので
全く違うドゥルセになっちゃいましたが
これがまた好評で一気に売り切れ
今朝も残ったあんこでまた作ったくらいです

左から主役のアナパウラ 中央手前:いとこのアナイ 奥:3男アントニート
ケーキカット:母ジェニー 右:アナパウラの叔母ヘルマーニァ
手前(味噌):夢のどら焼き

会食後 私の部屋に6,7人が集まりワイワイガヤガヤ
10時過ぎまでとても賑やかな夜でした

あらためて
お誕生日おめでとう☆アナパウラ
これからもよろしくね