キリスト教にも日本でいうお盆のような「死者を偲ぶ日」があります
11月2日を「Dia de difuntos(死者の日)」と呼び
祖先や家族が眠るお墓を訪れて
掃除をし、花や食べ物、飲み物をお供えして故人を偲ぶそうです
ね、お盆みたいでしょ
この日が近づくとColada morada(こらーだ もらーだ)という温かい飲み物と
子供の形をしたGuagua(ぐあぐあ)というパンが店先で売られるようになります
colada morada はその名の通りmolada(紫色)
材料はmoraという木イチゴが主で
他にパイナップルやミカン、ババコ(日本にはない)
といった数種類の果物も加えて
シナモンやハーブと一緒に煮て
最後に黒トウモロコシの粉でとろみと色をつける
というのが一般的な作り方なのかなぁ
甘酸っぱくてスパイシーで
温かいのも冷たいのもどちらもとってもおしいです
Guagua(ぐあぐあ)は先住民のキチュア語で「子供」を意味します
なんで墓の前で食べるパンが子供の形なのかは分かりませんが・・・
わが校でも青年クラスでパンを作り
本日教会の片隅で販売しました
オーブンに入れる前のGuaguaです |
教会の前で販売 ほとんどは客というより保護者と生徒と先生です |
青年クラスの生徒達 |
パンと飲み物 セットで1ドル
2時間ちょっとで40ドルの売り上げだったようです
青年クラスの生徒達にとっては絶好の体験学習の機会
工夫次第ではもっと充実した学習になるのではと感じ
来年は授業の組み立てに少しお手伝いできればと思っています