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2010年8月31日火曜日

穴・・・・




世の中にはたくさんの穴が存在しますが
「あな」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

まるで心理テストのような問いかけをしてしまいましたが
なんてことはない
今日私二つの穴を開けたんです!

スペイン語で「穴」は「hueco(うえこ)」と言います
二つ開けたので複数形になって「うえこす」です


Jennyのお友達というジュエリー屋さんにいって開けてもらいました
見たいですか?穴

印をつけてからピストルでバキュンです



<><>
<>
<><>
こんな感じ ちっさくて見えないね
この国の女性は全員が生まれて間もないときに耳に穴をあけます
ちなみに家のアナパウラちゃん(先日の鶴平師匠)も生後15日で開けたそうです

エクアドルに来てから子どもも含めてピアスをしていない女性を見たころがない
郷に入らば郷に従えということで私も♪

そういえば中学生の時の英語の荒木先生も
海外に行くたびに必ずそこで穴をあけるって言ってて
7,8個耳に穴あいてたっけ・・・
ね、お兄ちゃん
今日は意外なところで荒木先生を思い出しましたよ

2010年8月30日月曜日

予定のない休日

今日で4日目
毎日欠かさず縄跳び千回跳んでいます
これで三日坊主は免れました

ただ今日は 靴ひもを縛っているときに犬が飛びついてきて
よろめいた瞬間 縄跳びの持ち手の部分を踏んでしまってromper(こわれる)
ただでさえ短い縄跳びは
持ち手の部分がなくなると相当なダメージで・・・
どうしても坊主にはなりたくなかったので
意地でも跳んでやるーって
適当なひもがなく 苦肉の策・・・ベルトをつなげて跳びました

2ドル50セントの中国製縄跳びの命は
中国四千年の歴史に反比例する儚さでした


この週末は全く予定がなく
家族とリラックスして過ごした二日間でした

ここ最近Jenny(←我が家のママも学校の先生)の学級開きの準備を手伝っています
具体的には
クラスの子ども34人分の
飴を入れてプレゼントする袋や
くびから下げる名前札
ロッカーにつける名前札
どれもとっても手が込んでいて
とても一人では作りきれない手間と量です
材料は厚さ1ミリ程度のウレタンのような素材で
ここで流行ってるみたいですね
それを型通りに切り
パーツも切り
ホットボンドで接着し
ペンやコテで模様を着け・・・
数が数なだけにかれこれ20時間くらい手伝っています
それでもまだまだ終わりません
これ絶対 私が手伝わなきゃ無理でしょって感じですが
パパさんも言っていたけどJennyは何事にも熱心な女性で
尊敬します

単純に計算してこの6種類×17です
かなり貢献しました私
下の写真は
数週間前に隣町でいいなぁって思った光景です
二人ともお歳を召したおばあちゃんですが
世間話をしているのか
その姿がとてもチャーミングな姿でした


インディヘナの人たちは女性は髪が長く
帽子にスカートにスカーフ、かかとの低いパンプス姿です
色や模様はそれぞれのコミュニティーによって特色があるそうです

2010年8月29日日曜日

エクアドルの鶴平

今日は久々に涙が出るほど笑いました
我が家に鶴平が来たのです

本人は「トニー」と名のっていましたが
あれは確かに家族に乾杯の鶴平師匠です

←こう見えても4歳年下の妹と、お兄ちゃん→です
鶴平の家族に乾杯
笑ってふるえた手で撮ったもんでぶれちゃってます

普段はかわいい8歳の女の子
かつら一つでこんなにおっさんになっちゃうなんて・・・

2010年8月28日土曜日

Quinua(キヌア)

日本にいて「キヌア」を知っていたら
そこのあなた!相当な健康マニアですね

昨日Jennyがキヌアのスープを作ってくれました
きっと初めて食べたと思います
これは雑穀の一種かなぁと思い早速調べてみると

<ja.wikipedia.org/wiki/キヌア    を参照>

キヌアは
アンデス地方でインカ帝国以前から栽培されていて
一説には5000年前からとも言われているようです
古くから「穀物の母」と称され、重要な穀物であったそうです

アメリカ航空宇宙局は理想的な宇宙食の素材の一つとして評価して
「21世紀の主食」って言っちゃたほどすごく栄養価が高い って書いてありました

そんなキヌア
見た目はアワやヒエみたいな小さな粒で
総合的に判断してきっと兄弟か姉妹だと思います
味はこれと言った自己主張をしない淡白な感じで
いろんなアレンジができそうです
ちなみにJennyはクリーム系のスープを作ってくれました
なんともいえない触感で私は大好き!
昨日は昼も夜もキヌアスープをいただきました

原産地の南米にいるんだもん
キヌア料理を作らない手はありませんよね
いつか「かおり流キヌア料理」を作った時には
またブログでお伝えしたいと思います☆


今日で一週間もあっと間に終わり
気づけばラタクンガに来てちょうど1か月
今日は通学路に犬のものと思われる上あごが転がっていました
とても生々しくぎょっとしました
日々新しい体験をしながら
エクアドルでの2か月が過ぎました☆

2010年8月27日金曜日

高地トレーニング

えぇ昨晩、読者から顔が丸くなったとのご指摘があり
早速高地トレーニングと称したダイエットに励もうと
縄跳びを購入!
目標は一日千回です


中国製
ここで私がチニータ(中国人)と呼ばれるのには訳があって
中国の安い製品がこの国にもたくさん輸入されていて
中華料理屋もいたるところにあり
ここの人たちにとってアジアと言えば中国なんですね
さすが中国四千年の歴史!恐れ入りますお隣さん


そうそう
昨日買ったノミの飲み薬
結構効いてますよ


さて縄跳びしてこよっと☆



・・・・・


はぁへぇはぁへぇ・・・
マジ、高地トレーニングでした
いつもなら400回くらい楽勝にやってるのに
200回続きませんでした・・・
でも、休み休み 初日の1000回終えました
応援ありがとうございました☆

2010年8月26日木曜日

初めての服薬

エクアドルに来てから初めて
現地の薬を服薬しました

というのも
ノミはいなくなった(と思うのですが)
刺されたかゆみは未だに残っていたんです

で、今日学校から帰ってから足を見ると
異様にむくみ、痛痒く熱を持っていたのでJennyに相談したところ
お医者さんがいる薬局に連れて行ってくれるということに

アレルギーだろうと言われ
処方されたのが飲み薬と塗り薬
締めて18ドル

帰り道、ハーブも買って
ハーブ湯で足を洗い
薬を塗り
ハーブティーと薬を飲み
おかげさまで今は熱も痒みも引いています


アレルギーって何のアレルギーかもわからないし・・・
もうノミなんだか何なんだかわからなくなってきています


まりな!ついに現地の薬で勝負します!

今日はくしゃみも連発
喉にはいがいが君がいて
全体的に体調良くなのかなぁ

あれ。。。昨日遊びすぎ!?

2010年8月25日水曜日

Quilotoa

今日は学校に行かず(ずる休みではありませんよ!)
家から2時間ほどのところにあるQuilotoa(きろとあ)という湖に行ってきました

Quilotoaは過去の火山の噴火から形成されたクレーターのくぼみの中心部分に雨が溜まってできたカルデラ湖・・・ととある旅行会社のホームページに書いてありましたよ

道中 羊飼いの親子や頭よりも高く荷積みしたロバを連れて歩く女性
草原の中の藁ぶきの家々
普段町では見かけない光景を見ながら3800メートルまで標高をあげていきました

着いた場所はその湖を一望できる高さにあり
そこをスタートに海面まで下っていくというコース

今日は天気にも恵まれ最高のハイキング日和
約30分ほどかけて下った後
景色のいいところで仲間が持参してくれたおにぎりとコロッケをいただきました
やっぱいい景色はおかずになりますねぇ
梅干しおにぎり、おかかおにぎり、昆布おにぎり
最高においしかったです

出発前に予約していたはずの馬は、何かの手違いで到着しておらず
湖畔で仕事をしていた男性が
山頂めがけて口笛と大きな声(キチュア語?)で「馬手配」の合図を送ってくれた後
小一時間待ったでしょうか
インディヘナの女性が顔を真っ赤にしながら
馬を2頭引き連れて駆け降りてきました
その直後 8、9歳くらいの男の子がさらに2頭引き連れ登場
その馬たちにまたがり下った道を楽々登らせていただきました
馬もガイドさんたちもホント大変な仕事だなぁと
現地人の倍のお金を払ったものの
半分申し訳ない気持ちで馬にゆられました

今日感じたことは
Quilotoaの景色の素晴らしさはもちろんのこと
この土地で働く人々や動物たちのたくましさも

また、そこにはお金がある人とない人の娯楽の違いがはっきりとみられ
破れた靴で急な上り坂を息を切らして登る女性に馬で引かれながら
単純に楽しめない自分がいました


いろんなことを感じた今日でした
羊飼いの家族
リャマよりもむっくむくのアルパカ
↑上からのはこんな感じ
気象条件によっていろんな色に姿を変える湖Quilotoa
湖面近くから


帰りの登り道は・・・頑張ってくれました・・・感謝

2010年8月24日火曜日

赤い泡

今日学校帰りにスーパーでイチゴ味のゼリーを買いました
昼食後、久々のゼリーを一人にやにや食べ
直後歯磨きをして吐きだした泡の色にびっくり!
泡の色がピンク!
最初何が起きたかわからず、激しく瞬きしました
人は目を疑う光景を見ると激しく瞬きするようです

確かに昨日公園で子どもと食べた綿あめも同じようなピンク
道端で売ってるポップコーンもあのピンク・・・

あめを食べた後は、たいてい舌がその色に変色します
ペットボトルのジュースも不自然な濃~い色ばかり

味はまぁまぁだったゼリーですがもう買うことはないでしょう・・・



さてさて話題は昨日のことに戻りますが
夕暮れ時
Jennyと下の子ども二人と近くの公園に行きました
池に貸し出しボートがあるほどのわりと大きな公園で
週末は家族連れでたいそうにぎわうそうです
しきりにボートに乗りたがる子どもに「もう遅いからまた今度ね」とJennyママ
帰り際、大通り公園を思い出す「焼きとうきび(とうもろこし)」を買い
公園のベンチに座って4人で食べました

こちらのトウキビは白くて粒が大きいのが特徴
調理する前のものを「Maiz(まいーす)」
食べられる状態になったのものを「Choclo(ちょくろ)」と言います
日本の黄色いトウキビのような甘さはないけど、風味はよく
スープに入れたり主食の変わりに食べたりもします
トウキビ好きの私は当然Chocloもだーいすき☆
毎日食べてもいいなぁって思います

逆上がりの練習中

マヨネーズとは違う、優しい味の白いソースがかかっています
チーズをのせるパターンもあり
←12歳のアントニオ・8歳のアナパウラ→
いつもは喧嘩ばかりの二人ですが^^

ここでは兄弟同士
「にゃーにょ(男の子)」
「にゃーにゃ(女の子)」と呼び合います
けんかの最中も「にゃーにゃが!」「にゃーにょが!」というもんだから
とってもかわいらしく見えます



明日はキロトアという湖に行ってきます
あーした天気になーぁれ!

2010年8月22日日曜日

闘牛

さほど興味はなかったんですが 殺さないって聞いたので
今日 ラテンアメリカでも盛んな闘牛を観に行きました

もらったチケットには11時からとなっていたので
「南米時間」を考慮して11過ぎに着くように家を出ました

現地に着いてから待つこと2時間・・・・

  ようやく闘牛が現れ

それから待つこと1時間・・・・

  ようやく闘牛士が現れ

それから待つこと1時間・・・・

  ようやく闘牛が始まりました

「南米時間」は私の想像を上回るルーズさで
なんと記載時刻の4時間遅れで闘牛が始まったのでした

今日はいつもに増して寒くて寒くて
待ってる間に手も足も顔も寒さでしびれていました

闘牛観戦に至るまでに体力を消耗し
早く帰りたいなぁって思いながら闘牛を観たもんだから
肝心の闘牛に関する感想はほとんど出てきません
ただ、もう観に行かなくてもいいなぁって感じです

あったかいてんぷらそばを食べて
あったかい湯船につかりたい今です



格好良くきまってます
調子に乗って立ち膝になったら・・・

やられちゃいました

2010年8月21日土曜日

ともしび

今日学校にこんな親子が来ました

3年間田舎にある小学校に通った6歳のひときわ小柄な女の子
思うように勉強が覚えられず 授業についていけない
担任の先生はどうすることもできず その子におもちゃを預けて放置状態
養護学校への転校を考え わが校へ訪ねてきました

42歳のお母さん
5人子どもがいて その子の下に3歳の子もいるとか

同僚の先生が
その子の生い立ちや兄弟のこと
学校での様子をいろいろと質問した後
 
「この学校では 子ども一人ひとりを大切にして 
  その子にあった内容と方法で教えます」

といった内容のことを話すと
お母さんと子どもの表情がほわ~っとやわらかくなりました

わが校への入学を決心し
必要書類をそろえてきます!とお母さん

別れ際
それまで表情が硬かった女の子はすっかり笑顔に
私たちひとりひとりにお礼のあいさつを
ぎゅーっと 嬉しさが伝わってくる少女のハグ
優しく包み込むように抱き返す先生方のハグ

ほんのりにじんだ親子の後ろ姿を
あたたかな気持ちで見送りました

2010年8月20日金曜日

いらない遠慮

私はいつの頃からかいらない遠慮をするようになってしまった
そうなったのは 自分で分析した結果
小学生と中学生の時に経験したある出来事がきっかけになっているように思う
「ある出来事」以来 自分が邪魔にされることを極端に恐れるようになった

行動する前につい考えてしまう
相手にとって迷惑じゃないかなぁって

それは
ある部分では必要な思考だけど
ある部分では収穫の邪魔をする
よいタイミングはそう多くはない
考えている間にチャンスが逃げてしまう

私の努力目標は
「気づいた時に行動する」
 これまでの経験で得た教訓である

考えている間にタイミングを逃し
「やればよかったなぁ」って幾度も後悔してきた


今のスペイン語もそう
考えている間に話題は流れていってしまう
せっかくの練習の機会が逃げていく

職場での「学び」の機会も
必要のない遠慮で逃してしまってはもったいない


一歩を踏み出す勇気

ちょっと頑張ってみよっと☆

Matricula(入学手続き)

日本で「入学手続き」と言ったら
学校職員は襟を正して保護者を迎える
少なからず緊張感のある行事です

ところがここの先生たちは偉い!
ひと昔前の日本はこうだったのかなぁと思う堂々とした態度
見てて気持ちがいい

たとえば・・・

受付する先生の頭に木が刺さっていて
何だろう・・・って思ったらヘアブラシ

10時過ぎになるとお茶タイム
パンをかじりながら手続きに来た親を迎えます

また

ここでは「minga(みんが)」といって
集団で農作業等を協力して行う習慣があり
それは各学校でも行われます
日本で言えば「保護者の環境美化委員会」といった感じでしょうか
全生徒の保護者が来校して学校周辺の木々や畑の環境整備をします
わが校では来月3日に予定されています

その連絡も
小さくちぎった紙に日時と持ち物をメモ書き
それを手渡しながら「義務だよ」と言わんばかりの伝え方
これまた気持ちがいい

日本では私たち学校職員は今や保護者に頭を下げる立場です
でも、よくよく考えれば教育は親と学校の共同作業
保護者が学校の行事に協力して当たり前なんですよね
全てはわが子のためですもん

「子どものため」にと強い信念を持っている先生方が格好良く見えます

これからの1年7カ月
この学校で学ぶことは多いだろうなぁ

2010年8月19日木曜日

職場デビュー

任地に来てから3週間目
ようやく職場デビューをしました

以前にも書きましたが こちらの学校は9月に新年度が始まります
で、今は入学手続き(matricula)の期間になります
なので学校に子どもたちが来るのはまだ・・・

この二日間は新年度に向けた話し合いを必死に聞きました
・・・そう、聞こうとしましたが専門用語も加わってこれまた難しい

女性10数名の職場 こっちの中年女性は強しです
やたら火花が散っている
裏表のない話し合いは後腐れなく気持ちがいいくらい
私は話の細かいところはほとんど理解できないので
想像も混じりなお面白い

実際「面白い」なんてのんきなことを言っている余裕はありませんが・・・
会議中はわからない単語をひたすらメモ帳にカタカナでメモり
帰ってから辞書を片手に一つ一つ確認する作業
徒歩30分の学校までの道のりは調べた単語を覚える時間

同じ国内でも職場が変わると
そこのやり方や一連の流れ
人間関係や自分の立ち位置がわかるまでに相当な労力と時間を費やします
それが文化も習慣、言葉が違う国だもん
時間がかかって当然ですよね
焦る気持ちをぐっとこらえて
コツコツこつこつ

3日目の今日から
実際に保護者が必要書類を持参して入学手続きがスタート
中には生徒も一緒に連れてくる家族もいて
今日は数人の生徒と顔を合せました
やっぱり子どもはいいなぁ
会うとホッとしました

そうそう、この学校には私よりも年上の生徒もいて
今日も34歳の通学生(←この呼び名がふさわしいかわかりません)が保護者と手続きに来ていました

この方は男性です
女性しかいない職場です
授業には木工などの職業訓練的な内容もあります
でもその方面で専門性のある先生はいない・・・

初日二日間の話し合いで
この学校が色々な課題を抱えていることがなんとなくわかりました

そう ゆっくりコツコツ
こつこつ

2010年8月18日水曜日

32歳の誕生日

皆様に支えられて
先日めでたく32歳の誕生日をここラタクンガ市で迎えることができました☆

ちょうど仕事はじめの先日ということもあってか
気持ちが少しそわそわした一日

夕方からJennyが得意のチョコレートケーキを焼いてくれ
「家族だけで・・・」と言っていたのに
晩になってから隣町の祖父母と甥っ子、姪っ子たちも来てくれました

Jennyのお父さんはミュージシャンで
ギターとアコーディオンとお弟子さんらしき若者を引き連れて来てくれ
エクアドルの代表的な曲をはじめたくさん弾いてくれ
私のために・・・と思うと曲を聴きながらほろりと涙が

いつもは軽い夜ごはんも今夜は特別
昼から「明日のために」と言って下ごしらえしていたものは晩の誕生会の料理でした

私を喜ばせようと
内緒で準備してくれていたと思うと・・・嬉しいもんです



最後にみんなで記念写真♪


自分がこの世に生れてまら迎える32回目の8月15日
家族の温かさを感じる素敵な一日となりました

2010年8月15日日曜日

家族はやっぱり一緒がいい

昨日の夕方
5日間の旅行から家族が帰ってきて
またいつもの賑やかな家
パパさんも私もニコニコ会話が増える
寒いけどあったかい
やっぱり家族は一緒がいい

昨晩はお父さんとお母さんが友達の誕生日パーティーに行くということで
大きなベットに子ども3人と私
DVDを観ながら夜を過ごした
旅の疲れもひとしお
いつしか眠りに就く子どもたちと私(←旅してないけど・・・)
11歳のAntonioの足が寝がえりと共に私の足の上に乗る
8歳のAnna Paulaが寝っぺをする
目を覚ますと夜の12時半
横にいる子どもたちの寝顔をみながら
やっぱり家族はいいなぁってつくづく感じた

今日も外は寒いけど心はぽぉっとあったかい

2010年8月13日金曜日

トルティージャ デ マイース

先日校長先生が近くの教会に連れて行ってくれました
そこはトウモロコシの粉で作ったトルティージャが有名で
教会の周辺にはそれを売っているお店が何件もありました
その中でもひと際長い行列を作っているお店に並んでトルティージャを買ってくれました

油で揚げるようにして焼かれたそれは
外はカリっと香ばしく
中からはネギとチーズがとろりと顔を出し
ほんのり塩気のあるなんともおいしい食べ物でした

こちらの食べ物は基本的に素朴で
私の嗜好にとても合っています
油や砂糖が多いことは 頭で拒否しているだけで
舌はおいしいと感じているのかもしれませんね

ラタクンガを代表する食べ物は
豚の脂で豚を揚げたChugchucaras(ちゅちゅから)
隊員の間ではもっぱら「豚の素」と言われています
私はまだ食べていませんが納得します

まだまだ食べていない物がたくさん
豚にならないように気をつけながら
おばさんが次から次へと手際良く焼き上げていました
ゆっくり食べ物紀行を楽しみたいと思っています

150円の娯楽


ノミ話は置いておいて

ここでは日本では考えられない海賊版のDVDやCDがごく当たり前に売っています
コピーでないやつを見つける方が苦労します
安くていい塩梅です
先日購入したやつはTROYをはじめROBIN HOOD
といった類の映画がなんと6作品も入っていて$150です

疑心暗鬼でDVDを再生したところ
よく映画の初めに「東宝~」みたいな感じの映像が流れますよね
その部分がなんだかおかしい
声が混じった雑音
手ぶれのような揺れ
アングルが少し斜め・・・
そうです映画館で隠し撮りしたような雰囲気いっぱいでした
このまま最後まで!?と多少焦りましたが
かろうじて本編は隠し撮りではなくコピーで安心しました

ここではレンタルというシステムはないので
庶民が映画を楽しむためには妥当な値段でしょう
ただし妥当な手段かはわかりませんが・・・

そんなこんなで静かな留守番組も今日で終わり
また賑やかな生活が始まります☆

2010年8月12日木曜日

産卵

昨日捕獲したノミやろーと思っていたやつは
やろーではなくノミちゃんでした
小さなジップロックに入れられた状態で元気に産卵してました!2つ
素晴らしい生命力です
そりゃぁ産卵するためには栄養つけなきゃいかんよねぇ
血だってゲップするほど吸うわなぁ

って感心してる場合ではありません

ノミの住処はきっとカーペットだろうと
ついに私の部屋の床をカーペットから板張りに交換することになりました
床に敷くパネル状の木材と工賃で$150
申し訳なくていくらかJICAからでないのかと電話してみたところ
それは家族が全て負担しJICAからは経費はおとせないと
個人的に気持ちを伝える分には構わないとのこと
残念・・・


パパさんは
「かおりが快適に安心して暮らせることが、自分たち家族が一番に望んでいることなんだから」
と言っててくれ
なんだか涙がちょちょぎれました

人の優しさは辛いときほど身にしみるものです
そう、痒いときほどウナコーワがしみるように・・・

めでたく床がきれいに張り替えられ
ノミがいたらすぐに見つけられるようになり
早速パパさんがきれいな床の上を無邪気に飛ぶノミを一匹見つけたのでした
これが最後の一匹になることを祈って・・・・

2010年8月11日水曜日

3匹め捕獲・・・

もう「捕獲!」って感じの勢いはありません
疲れました
そう「刺され疲れ」です
昨日2匹目
今日3匹目   です
パパさんが2種類の粉をいいだけまいてくれたのに
それでも今日またさらに大きなノミやろーを見つけました
捕まえて小さなジップロックに入れると
私の血を吐きだしてました
だったら吸うなよっ

そしたらパパさん
仕事前にわざわざさらに強力な霧吹き状の薬を買ってきてくれ
部屋中至るいたるところに吹きかけてくれました
強烈なにおいで今夜は別の部屋に退避です

毎晩一度は必ず痒さで目を覚まし
薬を塗ります
ウナコウワや市販の塗り薬じゃなかなかよくならないので
そうまっ子ちゃんからもらった例の耳かき一杯の万能薬!つくりました!
ただ、薬局行っても純水?が手に入らなかったので
ミネラルウォーターで少量溶かして
いい感じです
毎回祈るような気持ちで塗っています

もうこりごり
早くノミとお別れしたいです

2010年8月9日月曜日

ノミ1匹捕獲!

ついに動かぬ証拠を手に入れました
だって私がノミに食われたってJenyに言ったら
引き出しに入れてるクッキーに寄ってくるありの仕業っていうんだもん
だから甘いものは部屋に置かず台所に置けって
私が夜な夜なベットの中でクッキーをかじってる言うんだもん
違うって言っているのに
で、台所に置いたらスぅイーツギャング達が即効食べ散らかすんだもん
だからって部屋に置いてたわけじゃないけど
たまたま買ったクッキーを引き出しにしまってたらさっ

でも私はありなんかじゃないって思ってました
だってすごく痒いんだもん

で、ついに昨晩ノミを捕獲!
鼻息荒くしてノミを見せました
というわけで今日薬を買ってくれることに♪
解決すればいいのですが・・・

既に私の体中ノミにやられています
最近ノミを警戒して寝つきが悪い上に
夜中も痒くて起きてしまいます

早くノミいなくなれ~

2010年8月6日金曜日

調子を変えて・・・

まとめてみました最近の思うこと

不可抗力
水道水(生水)は飲まないように努めていた私だが、家庭の料理を家族と一緒に食べるということは、水道水だって普通に口に入るというものだ。エクアドル人はよくフルーツジュースを作って飲む。我が家でもほぼ毎朝、毎昼自家製フルーツジュースを飲む。そこには果物と大量の砂糖と水道水が投入される。それでもお腹を壊していない。順調に太ってきているのでたまにはお腹を壊したいくらいだ。


No importa(重要じゃない=気にしなくて大丈夫):
Jenyがよく口にするフレーズ。Jenyの人柄・・・いやエクアドル人の人柄が出ている。そしてJenyの言うとおり、本当に大切なことはそう多くないのかもしれない。多少なりとも気を遣って人の家に居候している身としてはほっとするフレーズである。

驚異の砂糖と油の消費量
日本でもよく売っているマーガリンのような容器(大)、一回の料理に半分くらい使っちゃう。それよりも驚くのは砂糖の消費量。半端じゃない。生ジュースに入れる砂糖の量、コーヒーや紅茶に入れる砂糖の量は目を疑うほどだ。さほど大きくないティーカップにカレースプーン軽く3杯は普通。好きな人は5杯!!正直ぎょっとする。我が家は私が来た翌日に砂糖10キロ入りのでかい麻袋を開封したが、10日が過ぎた今現在3分の2はなくなっている。日本で一人暮らししていた時、私もしょっちゅうケーキやパンを作っていたから人よりも多く砂糖を使っている方だったと思うが、1キロの袋が3カ月はもっていた。ここは家族の人数も多いが、それにしても・・・次回の健康診断が楽しみである。

慣れたこと
・ぬるい炭酸
・「チニータ(中国人)」と言われじろじろ見られること
・濃厚なキスに知らん顔すること
・推測の生活

慣れないこと
・便座のない便器
・雑巾のような布巾(台所兼食器拭き)一人のときはついつい指先でつまんでしまう
・平気で道端にゴミを捨てること
・ノミ(現在かるく30か所は食われています)
・市場の肉売り場の臭い

 
自分が几帳面過ぎなのか
こちらの人が細かいことに気を遣わな過ぎなのか
 
郷に入らば郷に従え
 
はい従います・・・

本末転倒

家族がこの週末から海岸沿いの町に旅行に行きます
そこには家族の家があって長期休みを利用して5日間の滞在予定
地図を観る限り車で4,5時間の道のりかなぁ
もちろん私も誘ってもらいましたが
赴任直後3カ月は現地から離れてはいけないというJICAの規則に基づいて留守番になりました
Jenyママ直々にJICA事務所に電話して掛け合ってくれましたが
そこは日本の組織 規則が曲がるわけもなく
淡い期待は泡のように消えていったのでした

先日、家族の行事には積極的に参加するようにと言われたのに・・・・
融通の利かなさは事務所の人の問題ではなく
日本社会の典型的な特徴ですな
5日間一人留守番することが果たして隊員にとってよい状況なのか

昨日も別の話題で書きましたが
私たちは矛盾社会に生きているのです・・・

2010年8月5日木曜日

あこがれのコトパクシ山


今日は午後からJenyママの実家、プヒリという町に行きました

天気も良くコトパクシ山の頂上が雲の切れ間から見えました

ここにきて一週間

実はまだ頂上を観ることができていなかったのです


5897メートル

世界一高い活火山に感動しました

赤道直下にありながら万年雪に覆われる頂

富士山に似ていることから日本人が「エクアドルの富士」と呼ぶそうです

納得です


Jenyの友達で山岳ガイドをしている人がいるそうで

いつか挑戦してみたい!

相当空気が薄いだろうね

陸地(と言っても2700メートル)で鍛えなきゃ♪
同時に絞らなきゃ贅肉♪

知らぬが仏

私の家族はフォークやスプーン、ナイフを冷凍庫に入れています
理由を聞くと菌から守るためと言っていました
一方で
絞ると雑巾のような汁の出る布巾で台所も食器もスプーン類も拭いちゃいます
冷凍庫の食器の上に汁が垂れ落ちる鶏肉入りの袋を無造作に置きます
一瞬ぎょっとし「知らぬが仏」のフレーズが頭に浮かびます

以前日本のTVで同じバスタオルを数日使い続けると
二日目を境に菌が増殖するという内容を観ました
菌が増殖する様子を映像で見てしまったもんだから
気になりますよね 二日目以降のバスタオル

でも実際
濁った汁の出る布巾で拭かれた食器を使っても
お腹を壊すこともなく健康に過ごしています

知らぬが仏

清潔と思いこんでいる日本での生活も
実は気づかぬ矛盾に囲まれているでしょうね

2010年8月1日日曜日

市場

私は市場が好きです
「生きる」ってことに密接な場所だからかなぁ
なんか市場の空気が好きです

今日は初のラタクンガの市場に行きました
写真とるのを忘れたのが心残りですが
毎週土曜は買い出しに来ると行っていたので
これからも機会はたんとあるでしょう

今日市場で感じたことは
ここの人たちの多くは
きっと理屈なしに生きているんだろうなぁってこと

元来 生物はみな「生きる」ってことに理屈はいらなんだよね
でもいつの頃からか人間はそんなことを一生懸命考えるようになった・・・
ある部分ではそれを追求したから文明が発展したかもしれない
でも、ある部分ではそれを追求したから自殺者が現れたのかもしれない

私も学生の頃よく考えてたっけなぁ
なんで自分は生まれたんだろう。。。とか
生きる意味は何なんだろう。。。とか

今でもふとそんなことを考える時があるけど
結局答えはどこにもなくて
きっと一生わかるものでもないんだろうなぁ

その日が
その瞬間が幸せだったらそれでいいのかもしれない

「愛」や「幸せ」を感じることが
「生きる」ってことなのかも



今日は16歳の息子の誕生日です
これからJenyママとケーキ作りです☆
この家庭には「愛」がいっぱいあふれています